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オリジナル・二次創作小説や、好きな本の感想を綴るブログです。

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140字log 【捧げ物・ヨナ】 05

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※Twitterでは好き勝手に書いてますので、未来設定・現パロもあります。
閲覧の際はご注意下さい。
○捧げ物に関しては、皆様が書かれた絵から派生したものです。

・【結婚式】 Mikiさんへ
・【華やかな】 CBさんへ
・【寒いから】 キミさんへ
・【逃がさない】 真琴さんへ
・【嬉しい】 桜玉さんへ

【結婚式】 Mikiさんへ

「きゃ」
 着慣れない衣装故か、転びかけたその体を、ハクが支えてくれた。
「大丈夫か?」
「あ、ありがと……」
 さっきからまともに彼の顔が見られない。いつもと違う衣装に身を包んだ彼は、それだけで雰囲気が違っていて。
「……綺麗ですよ」
 不意に囁かれた言葉に、鼓動が跳ねた。

【華やかな】 CBさんへ

「姫さん、あいつら来てますよ」
「え? あ!」
 大切な仲間達の姿を見つけて、ヨナは華やかな笑顔を咲かせた。
「こら、急に振り向くな」
 危ないだろ、と、ハクがヨナの肩を抱く。
「大丈夫よ、心配性ね」
「いつまでたってもお転婆は直りそーにないな」
 そんな軽口さえ、今は楽しい。

【寒いから】 キミさんへ

「ハク……?」
「寒いんなら暖めましょーか」
 両腕に包まれて、ハクの顔を見上げると、彼は何だかとても楽しそうな顔をしていて。
 でも、少し寒かったのは確かで、ハクの腕は、とても温かかったから……。
「……うん。そのままで、いて」
「……珍しく素直ですね」
「たまにはいいでしょ」

【逃がさない】 真琴さんへ

「離し……っ!」
 逃げたいのに。逃げられなかった。歩みを押し止めるように肩を抱かれ、左手首は力強く拘束されて。そして……口づけられて。
「……逃がすかよ」
 触れていた唇が離れた後、紡がれたその言葉の中には、いつものからかいは微塵もなく。
 真剣な黒い瞳に、射貫かれた。

【嬉しい】 桜玉さんへ

「俺がどんだけ、あんたを想ってたか知ってます?」
「ハ、ク……」
「きっかけなんて何だったかすら忘れてしまうくらい、……ずっと」
 もう、我慢は出来なかった。
「ハク……っ!」
 駆け寄った勢いのまま、ぎゅっと抱き付けば、「ははっ」と楽しそうに笑う声と優しく抱き締めてくれる腕。
「……ハク……!」
「何ですか?」
「嬉しいの……!」
 知らぬ内に、透明な涙が零れる程に。
「素直な姫さんも、悪くないな?」
 そうハクが楽しそうに笑うから。何故か余計に涙が溢れて。
 その胸に顔を埋めれば、ぽんぽんと頭を撫でられた。
 子供扱いではないその指先が、嬉しかった。


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