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オリジナル・二次創作小説や、好きな本の感想を綴るブログです。

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140字log 【捧げ物・ヨナ】 02

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※Twitterでは好き勝手に書いてますので、未来設定・現パロもあります。
閲覧の際はご注意下さい。
○捧げ物に関しては、皆様が書かれた絵から派生したものです。

・【愛しく思えて】 Mikiさんへ
・【平静】 ↑の続き Mikiさんへ
・【ソフトクリーム】 Mikiさんへ
・【抱き留める】 Mikiさんへ
・【全部預けて】 桜玉さん・Mikiさんへ
・【ご飯】 Mikiさんへ
・【頬にキス】 Mikiさんへ
・【禁忌】 桜玉さんへ
・【童話パロ 人魚姫】 Mikiさんへ
・【童話パロ 赤ずきん】 桜玉さんへ

【愛しく思えて】 Mikiさんへ

(寝てる、わよね?)
 少しだけ幼く見えるその寝顔が何だか、愛しく思えて。
 ゆっくりと近付いて、そっと頬に口づけてみる。
(大好きよ、ハク)
 反応のないハクにホッとしながら、ヨナはそっと微笑む。
(いつもこうなら、可愛げもあるのに)
 そんな事を思いながら。

【平静】 Mikiさんへ

 知っている気配がそっと近付く。嫌なものではないし、何かを企んでいるような思惑も感じない。そのまま目を閉じていると。
(~~っ!?)
 ふわり、柔らかな感触が頬に触れたけれど、今目を開けてしまったら、きっと……。
 落ち着け、と言い聞かせて、その感触が離れるのを待った。

【ソフトクリーム】 Mikiさんへ

「一気に夏になってますね」
「だって暑いんだもの。ハクも食べたら?」
 もう一つ、ソフトクリームを買ってくれば。そう言おうとした瞬間。
「いただきます」
 くい、と右手を引かれて、手に持ったソフトクリームはあっという間にハクの口元に辿り着いた。
「わ、私の食べかけ……」

「か、買ってくればいいのに……!」
「一口でじゅーぶんなんで」
 そのまま腕は解放されたけれど、少しだけ減ったソフトクリームを前に、ヨナは顔を赤らめて、口を付けるかどうかを迷った。
(……どうしよう、これ……)

【抱き留める】 Mikiさんへ

「ほら」
 両腕を僅かに広げて促されたけれど、さすがにこの高さは少し怖い。
「大丈夫ですって、ちゃんと受け止めますから」
 に、と余裕の笑顔を浮かべられて、ヨナは意を決して地を蹴った。
「よ、っと」
 何の衝撃もなく、ヨナの体はハクの腕の中に辿り着いた。
「……軽いな」
「もう少し筋肉付けなきゃダメかしら」
「抱き心地悪くなるから程々にして下さいよ」
 未だ受け止められたままの至近距離で囁かれ、喉の奥で笑う声が耳に届く。
 からかわれていると解っていても、ヨナはその腕から逃れる事はしなかった。

【全部預けて】 桜玉さん・Mikiさんへ

 緩やかに巻き付く腕が肌を滑る。吐息が首筋に触れて、思わず身を竦ませた。
「……止めないと、このままですよ」
 低く、熱情を含んだ声が、息を呑ませる。
「……いいわ」
「っ!」
「お前になら、何をされても構わない」

【ご飯】 Mikiさんへ

「……味噌は入れたけど出汁は入れてないとか」
「今日は大丈夫! ちゃんと確認したから!」
「……メシ、炊けてませんけど」
「嘘! スイッチ入れるの忘れた!?」
「んじゃメシが炊けるまで」
「ちょ、ハク、何す……っ!」
 さてこの後のヨナの運命は? なんて(笑)

【頬にキス】 Mikiさんへ

 触れるか触れないか、耳朶をそっと甘噛み。朱に染まる頬に口づける。
「……や……」
「何がです」
「だって、ハクが……っ!」
「俺が?」
 言いたいのは「近すぎる」とか、そんな事だろうけれど。
 今のハクに、ヨナを離すという選択肢はなかった。

【禁忌】 桜玉さんへ

 触れるつもりはなかった。けれど、あの舞が――切なくて。
 彼女が一体何を思って舞ったのか。それを考えたら、愛おしくて。
 隠された簪に、嫉妬したのもあるけれど。
 気付いたら、顔を寄せていた。そして、止まらずに、触れた。
「……すみません」

【童話パロ 人魚姫】 Mikiさんへ

「やっと捕まえた……。俺の人魚姫」
「……っ」
 息を呑んだ。彼は私を抱き寄せる腕に力を込める。
「人でなくとも構わない。俺が欲しいのは、……お前だ」
 ダメ。私はあなたの隣にいてはいけない。
 そう答えたいのに、言葉が出て来ない。
「共に、来てくれ……」
 切なく響くその声に、応えたい。――答え、たい。
「……っ」
「喋らなくてもいい。答えられないのなら」
 囁かれて、頬に手が伸びて。振り向けばそこには、凛々しく光る黒瞳。
 唇が瞼に優しく触れる。
「このまま、身を任せろ」
 声に導かれるように、彼が触れてくれるのを待った。

【童話パロ 赤ずきん】 桜玉さんへ

「どうしたんだ? 赤ずきん」
「転んで足をくじいちゃったの」
「へぇ。どこまで行くんだ?」
「おばあさんのお家までよ」
「なら」
 ひょいっ、と両腕で抱き上げられて、赤ずきんはきょと、と彼を見た。
「連れてってやるよ(俺の家に)」
「本当!? ありがとう!」
「いや、ありがとうじゃないから!」
「ヨナちゃん、ついてったら食べられちゃうよ!? それこそぺろっと!」
「……誰がそんな事するか」
「あれっ、狼はそうだし~」
「ちょっと、何の話をしてるのよ?」
 こんな可愛いの、丸呑みするよりも舐め溶かす方が面白いだろ。
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