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オリジナル・二次創作小説や、好きな本の感想を綴るブログです。

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140字log 【暁のヨナ】 03

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※Twitterでは好き勝手に書いてますので、未来設定・現パロもあります。
閲覧の際はご注意下さい。

・【会いたい】
・【泣き顔のままで】
・【そろそろおでかけ】
・【風の誓約】
・【水の誓約】
・【火の誓約】
・【地の誓約】
・【生きて】
・【おかえりなさい】
・【お願いだから消えないで】

貴方はハクヨナで【 会いたい 】をお題にして140字SSを書いてください。
http://shindanmaker.com/415755

【会いたい】

 会いたい。こんなに近くにいるのにそう思うのはきっと、幼なじみの彼を見ていないから。
 ずっと従者で、敬語で。今までは、それを淋しいなんて思わなかったのに。
「……ねぇ、会わせて」
「姫さん?」
「ハクに、会いたい……!」
 主従なんて関係なかったあの頃の、あなたに。
「……俺も、会いたいですよ」
 無邪気で、無垢だったあの頃の姫に。スウォンと三人で寝転がった遠い昔のように、屈託なく笑った姫に。
「……でも、無理でしょう?」
 互いに成長した。特にヨナは、城を出てから変わっていった。
 だから、きっと。
 あの笑顔にはもう、会えない。

貴方はハクヨナで【 泣き顔のままで 】をお題にして140字SSを書いてください。
http://shindanmaker.com/415755

【泣き顔のままで】

 泣き顔のままで、それでも笑おうとする私を抱き寄せて、ハクは呟く。
「……無理をするな」
 鼓動と一緒に聞こえた低い声が、また涙腺を緩ませて――――。
 どうせなら、ハクの前では笑顔でいたい。そう思うから笑おうとしたのに。
 ああ、もう。せっかく止まった涙がまた溢れてしまった。

貴方はハクヨナで【 そろそろおでかけ 】をお題にして140字SSを書いてください。
http://shindanmaker.com/415755

【そろそろおでかけ】

「まだですか?」
「だってこの髪! 全然言う事聞かないのよ!」
「……ったく、仕方ねぇな……」
 指先が、ヨナの髪を一つにまとめ、くるっと捩るように回転させて。
「これでどーです?」
「……簪?」
 飾り気のないシンプルな簪が差し込まれた。
「ほら、行きますよ」
「あ、待って」

【風の誓約】

気高き風、全てを切り裂く鋭き刃は剣となり。
優しき風、心に癒しを与えし力は盾となる。
自由の意志が導くままに、秘めし力を解き放ち。
我が名は永遠(とわ)に、姫の御許(みもと)に

【水の誓約】

剣に成り代わるは、全てを押し流せし荒波。
盾に成り代わるは、潤いを与えし甘きせせらぎ。
絶えること無く流れ続けし清き水。
我が身に流れし水の血は、唯一人の主の為に。

【火の誓約】

烈火の炎は尊き御身を護りし為に。
業火の炎は御身にかかる災いを焼き捨てん。
荒ぶる炎を鎮めし主は御身のみ。
我が炎、覇道の道を切り開き、常に御身の傍らに。

【地の誓約】

一度(ひとたび)怒れば、大地を引き裂きし力。
常には我らを護り、命を育みし慈愛深き力。
幾度の苦境を前にでも、決して大地は揺るぎなく。
不変なる忠誠を、この身、この命尽きるまで。

【生きて】

「もしもお前を亡くしたら、私はきっと後を追うわ」
「何、を」
「本気よ。お前が守らぬこの命に何の価値もないもの。だから」
 私に生きろと言うのなら、お前の命をこそ生きて。
「それが私の覚悟。誰にも邪魔はさせないわ。例えハク、お前でも」
 この意志は、誰にも覆させない。

貴方はハクヨナで【 おかえりなさい 】をお題にして140字SSを書いてください。
http://shindanmaker.com/415755

【おかえりなさい】

(大丈夫、ハクは強いのよ)
 高華の雷獣と謳われた人間だ。だから、傷を負う事はあっても、死ぬような怪我はしないと――信じたい、けれど。心配するのとは、また別で。
 焦燥が胸を焦がす。援護に行きたい、でも。
 土を踏む、足音が聞こえた。
「おかえり、なさい……!」
「……ただいま」
 に、と笑う顔が、あまりにもいつも通りで。何故だか胸がいっぱいになる。
 無事だと解った安堵からなのか、じんわりと瞳が熱くなって。
「……どうしました?」
「な、何でもないわ」
 くるりとハクに背を向けて、瞳に浮かんで来た雫を指先で拭っていると。
 ぽんぽん、と頭を撫でられた。

あなたがハクヨナで書く小説(・SS)のお題は、『お願いだから消えないで』です。
http://shindanmaker.com/531642

【お願いだから消えないで】

「どこへ、行くの……?」
「イル陛下の元へ、ですよ」
「どうして……!」
 淋しげに笑う彼の顔が、どんどん透けていく。
「嫌よ……ハク!」
 叫んだ瞬間に、目が覚めて。夢だと解って、隣にある温もりにホッとした。
「……お願い、だから」
 寄り添うように、額を寄せる。
「消えないで――――」
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