Mirage

オリジナル・二次創作小説や、好きな本の感想を綴るブログです。

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一緒に物語を作って♪ Part4 バトン

眠れないので、またまたバトン。
ちょっとホラー風味かも。

追記からどうぞ。



一緒に物語を作ってPart4バトン

Q1 冷たい夜に遠くで聞こえる鐘の音。
A1 カーン、カーン……。その鐘の音色しか、刻む時を知らせてくれない。
Q2 閉じ込められた広すぎる何もない部屋。
A2 在るのはただ、我が身の温もりだけ。
Q3 天井の明かりに手を伸ばす。
A3 けれど、その手の向こう側は暗闇しかない。朧げに、指の輪郭が見えるだけだ。
Q4 立ち上がって壁のスイッチを押す。
A4 パチ、パチン。壊れたスイッチは、いくら押しても反応がない。
Q5 窓から差し込む夜の光を頼りに歩く。
A5 一歩ずつ、ゆっくりと。この部屋しか歩かなかった体は弱っているから。
Q6 ガラスに触れる。
A6 最初は指先だけ。そして、ゆっくりと手の平を触れさせる。差し込む光を遮るように。
Q7 何処となく冷たい。
A7 それは、硝子か、自分の心か。解らぬまま、手の平は徐々に冷えていく。
Q8 星空を見上げる。
A8 この夜は、もうすぐ終わる。そう、だって……この部屋にはもう『何もない』のだから。
Q9 窓の鍵を外して開ける。
A9 夜風が伸びっぱなしの髪を揺らす。その風はとても冷たくて。
Q10 寒い。
A10 冷えそうな体を、両腕で僅かながらも温める。
Q11 人通りはまばら。
A11 窓の下、豆粒のように動く人々は、肩を縮めながら歩いている。
Q12 彼らはきっともっと寒いだろうと。
A12 『自由』を奪われていても、いつも温かかった部屋の中にいた自分よりも。
Q13 ここにいられる幸福に気づいて。
A13 一瞬だけ、手に入れた『自由』が疎ましくなった。けれど。
Q14 窓を閉めた。
A14 もう、ここにはいられない。自分は罪を犯したのだから。
Q15 外に出る。
A15 ギィィ、と、軋むドアの音。今までずっと、自らの手で開けることを望んでいた扉を開けて、一歩を踏み出す。
Q16 寒さに身震いして歩き出す。
A16 身に纏うのは、ボロボロになった白い服だけ。それでも、『自由』になったのだから……。
Q17 出来れば日の出までには辿りつきたいのだけど。
A17 そうすればきっと、この罪の証も消える。日の光さえ浴びれば、きっと……。
Q18 日の出が綺麗なあの場所に。
A18 そこは天への入口。ずっとずっと、戻りたかった場所。
Q19 場所さえうろ覚えだけど。
A19 強欲な人間に囚われて、幾年が過ぎている。地形も変わってしまっているかもしれないけれど。
Q20 辿りつけるだろうか。
A20 そんな不安を押し殺して、白き翼を紅く染めた天使は、果ての大地を目指し歩いた。
 ずっと昔に、人間に捕らえられた天使が、「君を助ける代わりに、僕を殺してくれ」と、とある青年に懇願され、『自由』と『命』を秤にかけて、選んだのは────ってな感じです。

【1/10 追記】
 ……だったはずなのに、物語にしたら違うものになってしまった……(笑)
 このバトンを元にした物語「Angel's Ladder」、完結しています。

Part1Part2Part3も良ければどうぞ。

小雨さん、こんなのになってしまってすみません(苦笑)

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Comment

NoTitle

回答ありがとうございます。やっぱり人の発想はそれぞれに違うから組み合わさると面白いですね。僕だったら絶対天使とか思いつかないです。宣伝したかいがありました。
また、作りますんでそのときはまた答えてあげてさい。
  • posted by 小雨
  • URL
  • 2013.12/31 14:38分
  • [Edit]

Re: NoTitle

人それぞれの想像力って、本当に多種多様で面白いですよね。
小雨さんだったらどうなるのでしょうか。

また、機会があれば(あとは思いつけば)やってみたいと思います。
コメント、ありがとうございました。
  • posted by 琳架
  • URL
  • 2013.12/31 17:28分
  • [Edit]

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