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拍手SS 暁のヨナ 「思い描く印象2」

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拍手SSの再掲です。

12月 携帯用SS
暁のヨナ ゼノ合流前


 ごしごし、ごしごし。
 波打つ洗濯板にハクが服をこすりつける度に、ふわふわと空中を漂う小さな泡を見て、ヨナはある人物の名を呟いた。

「……ジェハみたい」
「は? あの垂れ目がどうかしました?」
「何かね、泡を見てたらジェハみたいだな、って思ったの」

 ふわふわと宙に浮かんで、空中に漂えばあっという間にぱちんと弾け飛んでしまう。
 右足に龍の力を宿す緑龍も、空を跳び同じ場所に留まることなくすぐに移動してしまう。そんなジェハの行動そのもののよう。
 と、ヨナは思っていたのだが。

「まぁ、女の子と見れば次から次へと恥ずかしい台詞が飛び出すし?」

 パタパタと服のシワを伸ばしながら、ユン。

「あちこちと飛び移るしなー」

 相変わらずごしごしと汚れをとるハク。

「それでは蝶ではないか?」

 ぎゅう、と水気を絞るキジャの言葉に、ユンとハクは口を揃えた。

「「その例えは蝶に失礼」」
「君達ね……」

 口元は笑いながら、最年長の緑龍はこめかみをひくつかせた。

「こんな奴、蛾で充分だろ」
「いや、蚊でいいんじゃない? 色んな女の子の血を吸って飛び回るし」
「……何か酷い言われようね、ジェハ」
「う~ん……。よし、ヨナちゃん、二人で目眩く愛の逃避行……げふっ」

 ハクの拳がジェハの後頭部を容赦なく殴り、キジャの龍の手がジェハからヨナを引き離す。

「その手を離せ変態」
「姫様、大丈夫ですか!?」
「え、えっと……」
「おーいジェハ、生きてるー?」
「ハクの拳は効くんだよねぇ……」
「あ、生きてた。シンア、俺のバッグ取ってくれる?」
「……ん」

 珍獣ご一行の旅は更に騒がしくなること確実であった。


暁のヨナ 目次

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